お金を知ろう!暮らしとマネーの便利帳

毎月のお金が足りない人にありがちな行動と共通点

毎月のお金が足りない人の共通点

給料日前になるといつもお金が足りなくなってしまう、月末になると財布が空っぽ……こんな悩みを抱えている人は少なくありません。収入が特別少ないわけではないのに、なぜかお金が残らない。実はそこには、いくつかの共通する行動パターンがあるのです。

収入と支出のバランスを把握していない

お金が足りなくなる人の多くは、自分が毎月どれくらい使っているのか正確に把握していません。「だいたいこれくらいだろう」という感覚で生活していると、気づかないうちに使いすぎてしまうことがよくあります。

特に、クレジットカードやカードローン、電子マネーを使っていると、現金のようにお金が減る実感がないため、支出の感覚が麻痺しやすくなります。月末に明細を見て「こんなに使ったの?」と驚いた経験がある人も多いのではないでしょうか。

「なんとなく」の出費が多い

コンビニでついお菓子を買ってしまう、自動販売機で飲み物を買う、スーパーで予定外のものをカゴに入れてしまう……こうした小さな出費は一回あたりの金額は少ないものの、積み重なると大きな金額になります。

出費の例 1回あたり 週5回×4週間
コンビニコーヒー 150円 3,000円
お菓子・デザート 200円 4,000円
自販機の飲み物 130円 2,600円
合計 480円 9,600円

たった数百円の買い物でも、毎日続ければ月に1万円近くになることも。こうした「なんとなく」の出費を見直すだけで、かなりの金額を節約できます。

お金が貯まらない具体的な行動パターン

お金が足りない人には、日々の生活の中で繰り返される特徴的な行動があります。これらの行動に心当たりがないか、チェックしてみましょう。

セールや割引に弱い

「今だけ30%オフ」「期間限定」といった言葉に反応して、本当は必要ないものまで買ってしまう人がいます。確かに割引価格で買えばお得に感じますが、使わないものを買ってしまえば、結局は無駄遣いになってしまいます。

特に注意したいのが、まとめ買いです。「3つ買えば20%オフ」といった販売方法は、一見お得に見えますが、使い切れなければ意味がありません。食品なら賞味期限が切れてしまうこともあるでしょう。

固定費を見直さない

毎月決まって支払う固定費を一度も見直したことがない人は要注意です。携帯電話料金、保険料、サブスクリプションサービスなど、自動で引き落とされる支出は意識しにくいため、無駄があっても気づきにくいのです。

  • 使っていないサブスクサービスに毎月お金を払い続けている
  • 携帯電話のプランが自分の使い方に合っていない
  • 保険の内容が重複している、または過剰になっている
  • 電気・ガスの契約を変更したことがない

これらの固定費は一度見直せば、その後ずっと節約効果が続きます。面倒に感じるかもしれませんが、年間で見ると大きな差になるため、定期的にチェックする習慣をつけることが大切です。

ATM手数料を気にしない

急にお金が必要になって、時間外や他行のATMで引き出す。この手数料を「仕方ない」と思っていませんか?1回110円~220円程度の手数料でも、月に何度も利用すれば無視できない金額になります。

計画的にお金を引き出す習慣がない人は、その都度ATMに駆け込むことになり、手数料がかさんでしまいます。週に一度まとめて引き出す、手数料無料の時間帯や提携ATMを利用するなど、ちょっとした工夫で節約できます。

お金の使い方を変えるためのヒント

これまで挙げた行動パターンに心当たりがあっても、落ち込む必要はありません。自分の行動を認識することが、改善への第一歩です。ここからは、お金が足りない状況から抜け出すための具体的な方法を紹介します。

支出を記録する習慣をつける

まずは自分が何にどれくらいお金を使っているのか、現状を把握することから始めましょう。家計簿アプリを使えば、レシートを撮影するだけで自動的に記録できるものもあり、続けやすくなっています。

完璧な記録を目指す必要はありません。大まかでも良いので、食費、交通費、交際費、趣味など、カテゴリー別に分けて記録するだけで、自分の出費の傾向が見えてきます。「こんなに使っていたんだ」という気づきが、無駄遣いを減らすきっかけになります。

「先取り貯金」で確実に残す

給料が入ったら、使う前に一定額を別の口座に移してしまう方法です。余ったら貯金しようと思っていても、なかなか残らないもの。最初に貯金分を確保してしまえば、残りのお金で生活するしかなくなるため、自然と節約意識が高まります。

金額は無理のない範囲で設定しましょう。月収の10%程度から始めて、慣れてきたら少しずつ増やしていくのがおすすめです。自動振替を設定すれば、手間もかからず確実に続けられます。

本当に必要かを考える時間を作る

何かを買いたいと思ったとき、すぐにレジに向かうのではなく、一度立ち止まって考える習慣をつけましょう。「これは本当に必要なのか」「来週になっても欲しいと思うか」と自問自答するだけで、衝動買いを防げます。

特に高額な買い物をする場合は、一晩寝かせるルールを作るのも良いでしょう。時間を置くことで冷静に判断でき、後悔する買い物を減らせます。

小さな変化の積み重ねが大きな違いを生む

お金が足りない状況を変えるには、劇的な方法は必要ありません。日々の小さな行動を少しずつ変えていくことで、確実に改善していきます。自分の出費パターンを知り、無駄を見つけて減らしていく。このシンプルな繰り返しが、お金に余裕のある生活につながります。

完璧を目指す必要はありません。できることから一つずつ始めて、自分に合った方法を見つけていきましょう。今日からでも実践できることがあるはずです。